社長歴17年の筆者の知見を共有するコラムの第15回となります。
前回はこちらになります
【社長連載】シーシャ屋開業について 第14回 やはりフランチャイズは危険 わが国には規制する法律がまだないのでシーシャ屋開業するなら自分でやりましょう。
最近たまに見かけるようになったシーシャ屋の譲渡、M&A、オーナーチェンジについてです。
シーシャ業界も事業譲渡進んでるんだな
この案件
・6階にシーシャ屋、1階にバル
・営利から比較的家賃安い
・売上は100弱(≒都心ではないが、政令指定都市レベル)
と考えるとこれたぶん横浜 関内の「Chill Tiger 」@chilltiger_info
それにしても、前オーナー
売上40万/月はやる気無さ過ぎだろ https://t.co/ZrX2CSoWG0— 戦コンShisha Lover (@ShishaLover777) March 12, 2023
【未公開物件】
藤沢にて、シーシャ屋さん居抜きの物件出ております!
シーシャのボトルなども引き継げますので、ご興味ある方いればDMください😌— 世界のマキシム (@maximshishaken) April 19, 2023
うちも具体的な相談を受けることも増えてきました。
ところどころぼかしますが、下記のような案件で相談を受けました。
平均月商 75万円
3月売上 97万円
スタッフ1名
希望額150万円
賃貸借名義変更費用20万円
現状引き渡し
引き渡し時期/来月
一括支払いもしくは頭金50万円、以降分割
資材は譲渡額に含む
住所:地方政令都市
機材:
ドイツ製 パイプ5台
ロシア製 パイプ2台
フレーバー150種類 (在庫詳細不明)
酒類あり
この店舗は行ったことがあるので視認性と立地に難がある事は最初に指摘しました。
このエリアには玄人ごのみの店が1店舗、初心者向けの路面店が2店舗競合があります。
資産査定についてはまずフレーバーの在庫金額が伏せられている点からまずは在庫が希薄だと思われる点、
150種類は鮮度管理の観点から適正ではなく(30種類から多くても50が規模から適正)
残っているフレーバーも味が落ちている可能性が否めない。と指摘しました。
(フレーバーは開封してから半年で使い切らないと味が落ちます)
次にボウルがシリコンボウルでヒートマネジメントもチャイナロータスであった点を指摘し、
断言はしませんでしたがその場合、パイプも真正品かどうかは疑わしいと思いました。
味に最も影響があるのはフレーバー>>ボウル>>ヒートマネジメントのアトマイザー部分であり
ステムやベースは吸いの重さに主に影響するにとどまるため、このままでは本格シーシャ屋としては
やっていくのは厳しいことも指摘しました。
つまるところ、シーシャ屋としての資産にあまり高い価値は認められません。
次にPL(損益)については、
固定費が明らかではないことと数字を盛っている可能性があるため確定ではないですがあくまで現状維持に近い
経営ができた場合、自分が入れば可処分所得は年間300万円~400万円ぐらいになるのではないかと予測しました。
相談者の方は属性のいいサラリーマンの方だったため、ライフステージが変わることを考えれば
いま会社を辞めることは得策ではないため雇用が前提になり、その場合、人を雇用して利益を出すのはかなり難しいが遠隔でやれるノウハウや運をもっている場合は横展開できる経営者になれる可能性はあると伝えました。
にしても、再投資が必要なため希望額での買収は重い、退去費用や原状回復を考慮すればもう少し安くなるのではないか、損切ラインを決め遠隔で経営者をやる覚悟があるなら、、、とあとコンセプトのアドバイスをしました。
有名なラーメンハゲは「コンサルはやるという客にやるなというアドバイスだけはしてはならない」と明言を残しています。
弊社Cyberchillではシーシャ屋の開業支援を行っています
弊社Cyberchillではシーシャ屋の開業支援、コンサルを行っております。
主に手助けできる内容としては以下になります。
1:弊社お取り扱い商品の卸売り
2:シーシャ屋開業支援
系列実店舗の出張販売免許を貸し出せます。費用は月額2980円です。輸入用小売用と2種あるのでお取り扱いできないブランドはなく商品は今後も増やします。
3:オペレーション指導ご相談
コンカフェ寄りの店舗も出現しメイドも作れるのを見る限り誰でもできるように思えます。
しかし実はシーシャは技量の差がかなり出ます。他店をみてもワンオペ店主の方が明らかに美味い傾向があるのは量が質を担保していると言わざるを得ません。弊社は年間に2千本以上作っている技術者がおり、最新ギアやフレーバーの入手も早く試行錯誤をしていますから一歩進んでいます。ノウハウ提供可能です。置いておくべき定番フレーバーの提案からコンセプトに合わせたメニュー表の提案もできます。
4:輸入代行/自社ブランド製品構築、名入れ、OEMのコンサルティング
※提案も可能ですが相手国、企業を指名して頂ければ交渉します。
ブランド名や店舗名を刻印したギアがあるだけでブランディング力が違います。
5;開業における手続相談/税務相談
顧問弁護士/税理士のバックアップの元、当社がもつ知見からのアドバイスを致します。予算を抑えてギリギリの開業の際の保健所の検査の勘所もご教示します。
ネットの情報は正確ではないものが散見されるうえ地域性や市場の差異が考慮されていないものもあります。
Lineでのお問合せも可能です。
今回の記事を見て、シーシャ屋を実際に開業したいとお考えの方は是非一度ご相談ください。
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