「売上はしっかりあるはずなのに、なぜか現金が増えていかない…」
シーシャ屋の経営相談を数多く受けていると、そんな経営者様が想像以上に多くいらっしゃいます。
「資金繰りがおかしい…」「在庫が妙に合わない…」
その原因、もしかしたらあなたの店でも、**「従業員による横領や不正」**が起きているかもしれません。
今回はシーシャ屋経営で実際に起きた横領事例を具体的に取り上げ、その原因と防止策をリアルかつ徹底的にお伝えします。
目次
■ 実際にあった横領の具体的な手口3選
【ケース①】「毎日少しずつ現金を抜く」
最も多いパターンです。閉店後やオープン準備中など、人目が届かないタイミングで毎日数千円~数万円をこっそりと抜くという方法です。特に管理が甘いお店では月数十万円もの被害が出ます。
【ケース②】「高額フレーバーや器具を転売」
高額なフレーバーや本体機器を在庫から持ち出し、メルカリなどで転売。シーシャ用品は中古でも高く売れるため、横領対象になりやすいです。半年で約80万円の被害が発覚した実例もあります。
【ケース③】「勤務時間の不正申告」
アルバイトがタイムカードの打刻を改ざんし、不当に給料を多く受け取るパターンです。1日数十分でも、数ヶ月間積み重なると数十万円の損失になります。
■ シーシャ屋で横領が起きやすい理由
なぜ、シーシャ屋では横領が起きやすいのか?主な理由は以下です。
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現金商売であることが多く、管理が甘くなりがち
シーシャ屋は電子決済導入が遅れがちなため、現金が多く発生します。現金管理が雑になると不正が起きやすくなります。 -
在庫管理が曖昧な店舗が多い
定期的な棚卸しを行っていない、もしくは雑なため不正が気づかれにくい。 -
スタッフの人数が少なく、信頼関係で経営している
ワンオペや少人数体制が多いため、「うちのスタッフは大丈夫だろう」と油断しがちです。
■ 今すぐ行える横領・不正防止策【5つの具体施策】
横領を防ぐには以下の具体策が効果的です。CyberChillの支援先店舗でも、実際に導入して成果が出ています。
①防犯カメラの導入(必須)
レジ周辺や在庫棚にカメラを設置し、「防犯カメラ作動中」と明記するだけで横領リスクが激減します。スマホで映像を確認できるクラウド型が便利です。
②毎日、必ず売上チェックを実施
閉店後の売上現金チェックを「店主または信頼できるスタッフ」が徹底的に行います。抜き打ちチェックを取り入れるとさらに効果的です。
③週次・月次での棚卸しを徹底する
高価なフレーバーや器具は週に1回棚卸し。月に一度、すべての商品を棚卸しして記録を残します。ズレがあればすぐに原因を追求します。
④電子決済(キャッシュレス化)を徹底する
現金主義をやめ、電子決済を導入しましょう。売上の記録が電子化され、不正が起きにくくなります。
④勤務時間のクラウド管理
タイムカードやシフト管理をクラウド型に変え、勤務時間の不正防止を徹底します。
■ CyberChill支援店舗の実際の成功事例(横領防止編)
- 【都内のシーシャ専門店】
- レジ横に防犯カメラ設置後、月間約15万円の現金抜き取りがゼロに。
- 【関西の小規模シーシャ店】
- 月次棚卸しを行った結果、半年間で約50万円分のフレーバー横領を特定、再発防止策を徹底しました。
- 【首都圏シーシャバー】
- キャッシュレス化導入後、月間約20万円の不明金が改善されました。
■ 横領が発覚した時の対応方法(法的ポイント)
もし、横領が発覚したら以下の手順で対処しましょう。
- 証拠収集(防犯カメラ映像、在庫表、売上記録)
- 弁護士など専門家に相談
- 該当従業員へのヒアリング(録音推奨)
- 法的措置・返金請求・解雇手続き(弁護士指導のもと慎重に)
感情的に対処すると証拠隠滅や二次トラブルになりかねません。冷静に対処することが重要です。
■まとめ:資金繰り改善は「横領防止」から
横領や内部不正は、シーシャ店の資金繰りを圧迫する重大リスクです。今日お伝えした対策を導入し、店舗経営を守ってください。
CyberChillでは、資金繰り改善・横領防止策導入の無料相談を受け付けています。匿名での相談も可能です。お気軽にLINE公式アカウントからお問い合わせください。
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