シーシャを一度でも吸ったことがある人は、吸っているうちに味が薄くなったり煙が少なくなったりする経験をしたことがあるかと思います。
これはフレーバーを炭で長時間熱した結果、あらゆる成分が気化してしまうのが原因です。
しかし、やり方さえしっていれば、シーシャのフレーバーの味は復活させることが可能です。
今回は、自宅でもシーシャを楽しんでいて、ある程度シーシャに慣れている人に向けて、シーシャのフレーバーを復活させる方法を共有していきます。
目次
シーシャフレーバーの味が薄くなる原因
シーシャのフレーバーは30分ほどで味のピークを迎えて、そこからは徐々に薄くなっていきます。
1時間を過ぎてくるとシーシャの味はかなり薄くなってしまいます。
シーシャフレーバーを熱して煙を出したり、味を発生させる主な成分は
- ニコチン
- 香料
- グリセリン
ですが、これらの成分は熱されると気化してしまいます。
長時間フレーバーの上に炭を置いて熱していると、これらの主成分が気化してしまう結果、味が薄く感じられたり、煙が少なくなってしまいます。
シーシャフレーバーを復活させる方法
実は、シーシャフレーバーの熱の伝わり方は、使用しているボウル(ハガル)の素材によって変わってきます。
今回は
- シリコン素材
- 陶器素材
の二つの素材違いごとのフレーバーの復活させかたを紹介します。
シリコン素材のボウルの場合
シリコンボウルの場合、炭によってできた熱い空気はシーシャフレーバーの表面しか通りません。
つまり、ボウルに盛ったフレーバーの表面しか燃えていなく、ニコチンや香料などの成分も表面部分しか気化していません。
よって、ボウルの底の部分のフレーバーにはまだ香料などがたっぷり残っています。
まずはボウルからヒートマネジメントシステム、もしくは巻いているアルミホイルを取り外します。
そこから爪楊枝を使って、ボウルに盛られているフレーバーの底の部分を掘り起こします。
掘り起こしてから再び平にならして元通りにセットします。
すると煙の量と味が復活していることがよくわかります。
一点注意点として、フレーバーを盛り返してから平にならすとき、フレーバーがヒートマネジメントや巻いているアルミホイルに触れないようにしましょう。
あまりにもフレーバーと炭の距離が近づき過ぎてしまうと、味が濃くなり過ぎて逆に味が損なわれます。
陶器素材のボウルの場合
先に伝えておくと、陶器素材の場合は、シリコンボウルと比べてシーシャフレーバーを復活させづらいです。
先述したとおり、シリコンボウルの場合、炭の熱気はフレーバーの表面しか通りません。
そのためボウルの底にあるフレーバーにはまだ香料などが気化されずに残っていますが、陶器素材のボウルの場合はフレーバー全体に満遍なく熱が伝わるため、ボウルの底にあるフレーバーも香料などがすでに気化されています。
そのため、爪楊枝などで底の部分を掘り返したとしても煙の量や味は復活しません。
陶器素材の場合は、シンプルに炭を一度変えてみることをオススメします。
そうするとシリコンボウルのときほどは復活しませんが、ある程度味や煙の量が復活します。
まとめ
今回はボウルの素材ごとのシーシャフレーバーの復活方法を解説していきました。
結論、陶器素材のボウルを使用すると、なかなかシーシャフレーバーを復活させることが難しくなります。
長時間シーシャを楽しみたい場合は、なるべくシリコンボウルを使用することをオススメします。
逆に、初めからピークの味を早く楽しみたい場合は、熱の伝わりやすい陶器素材のボウルを使用することをオススメします。
ボウルの種類ごとの特徴やオススメに関しては以下の記事でまとめているので是非合わせてお読みください。
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