ヴェポライザー ゆっくり解説 Firefly編

Firefly(ファイアフライ)編

霊夢「続いてはFirefly!オンデマンド加熱とフレーバーの良さで知られるブランドね。」
魔理沙「そうだぜ。2012年創業で、シリコンバレーのテック業界出身者たちが立ち上げたメーカーだ​。共同創業者のマーク・ウィリアムズ氏は元AppleのUIデザインマネージャー、サシャ・ロビンソン氏はハード・ソフト両面のエキスパート​。要はハイテクとデザインのプロが“究極のヴェポライザー”を作ろうと始めたブランドなんだ。」

霊夢導入:Fireflyってどんな人が使ってる印象?」
魔理沙通な上級者とかフレーバー重視派が好んで使ってる感じだな。味の良さはポータブル随一って評価もあるくらいだ。あとオンデマンド加熱=好きなときにボタンを押してすぐ一口吸えるって点で、チョイ吸い派にもウケてる。」

霊夢メーカーの歴史:どんな歩みなの?」
魔理沙「Fireflyは2013年末頃に初代Firefly 1を発売した。発売当初から「デザイン家電みたいでカッコいい!」って注目の的さ。マグネシウム合金ボディにガラスのウィンドウが付いてて、中のハーブが見えるんだ。しかもボタンを押すと数秒で加熱完了、吸えば吸うほど温度が上がる動的コンベクション方式。それが業界初で、当時まだ加熱に1分くらいかかる機種が多かったから革命的だったんだ。おまけに2014年にはシカゴ・アテナイオン博物館のGood Design賞まで受賞してる​

。ヴェポでデザイン賞取るなんて前代未聞で、本当に“テクノロジー×デザイン”を体現した製品だったわけだ。」

霊夢「すごい、まさにテクノロジーの申し子。」
魔理沙「その後2016年にFirefly 2をリリース。初代の反省を活かして、重量を55%軽量化&サイズも1/3くらい小さくなった​。スマホアプリで温度設定も自在にできるようにして、まさに現代風ガジェットに進化。ただ、Firefly 2は最初**吸い込みが重い(ドローがきつい)って声が多くてね…。そこで2019年にFirefly 2+(プラス)**を出して空気流量をアップ、大幅に改善したんだ。2+ではアプリ無しでもある程度温度変更できるようにして、よりユーザーフレンドリーになったぜ。そんな感じで、Firefly社は少数精鋭モデルで品質向上に努めてきたんだ。」

霊夢代表的な機種:今買うならFirefly 2+かな?」
魔理沙「そうだね、現行ではFirefly 2+が主力商品だ。初代や2はもう公式には販売終了だけど、中古市場では根強い人気がある。Firefly 2+はドライハーブはもちろんコンセントレート(ワックスなど)のパッドも付属してて両対応。まさにFireflyシリーズの完成形って感じ。形はスマホより一回り小さいくらいで、重さも携帯に苦は無い程度。ガラス窓から覗く赤熱したハーブが「ホタル(Firefly)」の名の由来だね。」

霊夢技術的特徴:詳しく教えて!」
魔理沙「Firefly最大の特徴はダイナミックコンベクションと呼ばれるオンデマンド加熱だ。ボタン(厳密には静電容量式のタッチセンサーだけど)を押すと約3秒でチャンバーが200℃近くまで一気に加熱される。そして吸い込むにつれて温度がさらに上昇し、最大で260℃くらいまで段階的に上がる設計​。逆に吸うのを止めればすぐ冷める。つまり、吸う瞬間だけ加熱して、それ以外はハーブを休ませておけるわけ。これが何をもたらすかというと、超高効率&高フレーバーだ。必要な時に必要な成分だけ引き出し、無駄な熱で風味を損なわない。さらにチャンバーが全面ガラスでできてるから、蒸気の通り道に金属の味とかも付かない。吸い口まで一直線にガラスとステンレスの空間が続く構造で、とにかく味にフォーカスした作りだよ。バッテリーは専用リチウムイオンで交換可能だけど、容量はそれほど大きくないから連続で5〜6回セッションしたら充電が必要かな。充電池を持ち歩いて予備交換することもできるけど、2+ではUSB3.0で充電スピードも上がったから、まあ実用上問題ないレベル。あと、地味に対流式では珍しい直径広めの吸気口を持ってて、これがフワッとした吸い心地と濃厚な蒸気を両立してるポイントだね。」

霊夢「本当に味に全振りって感じだね。市場での評価は?」
魔理沙味に関しては絶賛の嵐さ。「Fireflyで吸うと他には戻れない」なんてレビューも珍しくない。とにかくハーブの風味を最大限に引き出してくれるから、テイスティングするように楽しみたい層に支持されてる。またオンデマンドなので、例えば一人で少しずつ吸いたいときや、合間に一服したい時に便利って声も多いね。セッション型(常時加熱)のヴェポだと一度始めたら一気に消費しないと勿体ないけど、Fireflyなら一口吸ってまた後で残りを吸う…なんてこともできる。反面、習熟が必要なのも事実だ。吸うスピードやボタンのタイミングで蒸気量が変わるから、慣れないと「あれ、うまく吸えない…」ってなることも。実際「最初はコツ掴むまで難しい」と言われるね。でも上手くできるようになるととんでもなく旨い、と。また高価なのもネックだ。ハイエンド機種だけあって値段もそれなり。でもこれは性能相応だと思う。総じて、ツウ好みの製品だね。」

霊夢「やっぱり玄人向けなんだ。でもハマる人はとことんハマると。」
魔理沙「そういうこと。だからFireflyはよく**“究極のセカンドヴェポ”**なんて呼ばれたりする。最初は他の手軽なヴェポで始めて、もっと味を追求したくなったらFireflyに行き着く…みたいな。」

霊夢ゴシップや裏話:何かエピソードはある?」
魔理沙「うん、まず創業の裏話として、彼らは当初**「これはタバコ用です!」**って強調して販売してたんだ​。連邦法的にあからさまに大麻用途って言えなかったからなんだけど、実際マーケティングでは「アロマブレンド用」なんて婉曲に言ってた。でもユーザーはニヤリとしながらハーブ(察してくれ)を使ってたとさ(笑)。あと、元Appleのデザイナーが作ったってことでメディアでも「ヴェポ界のiPhone」なんて取り上げられたこともある​。製品自体も高級感あって、持ってるとちょっと自慢できる感じだね。あとは2014年にヴェポメーカーとしては初めてグッドデザイン賞取った話はしたけど、これで業界にもデザインの波が来たとも言える。Firefly以降、他社も外見やユーザー体験に凝り始めた気がするよ。裏話というか動向としては、Firefly 2+発売後しばらく新製品が出ていないから、「Firefly 3は出ないのかな?」ってファンがヤキモキしてるところかな。会社としては細々と2+を売り続けてる感じだけど、ぜひ次世代機にも期待したいところだ。」

霊夢「開発者がApple出身ってだけで説得力あるもんね。」
魔理沙「だな。AppleでMac OSをデザインしてた人が、本気でヴェポ作ったらこうなりましたって製品だからな。だからUI(ユーザーインターフェース)も凝ってて、例えばタッチセンサー二つを同時に押して起動とか、ステルスモード(LEDオフモード)があるとか、芸が細かい。」

霊夢まとめ:Fireflyはどんな人向け?」
魔理沙味を極めたい上級者だ!一にも二にもフレーバー重視。ゆっくりじっくりハーブの風味を堪能したい人にはこれ以上ない機種だと思う。あとは必要なときにちょっとずつ吸うスタイルの人にも向いてる。逆に言えば、一度にガッツリ大量に吸いたいとか操作簡単なのがいいって人には向かないね。手軽さという点では他に楽なのいっぱいあるし。ただ、Fireflyでしっかり吸えたときの満足度は別格だから、2台目3台目として持つ価値は大いにある。まさに**「職人の道具」**的ヴェポライザーさ。」
霊夢「ホタルの名の通り、使うと赤く光る様が綺麗でロマンチックよね。練習中うっかりホタルが火事にならないようにしないと(笑)。」
魔理沙「ふふ、大丈夫さ。温度管理の仕組みはしっかりしてるからね。手のひらサイズのその“小宇宙”で、自分だけの至福の一服を楽しめる…Fireflyはそんな贅沢を味わわせてくれる一台だぜ。」

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